私的2015展覧会まとめと上位を決めました

年末ですね。唐突ですが今年私が行った美術展を列挙します。

インターコミュニケーションセンター”高橋コレクション ミラー・ニューロン
森美術館五百羅漢図”
東京国立博物館”インドの仏”
東京国立博物館”トーハクでアジアの旅”
東京国立近代美術館”誰がためにたたかう?” ”これからの美術館事典”
東京国立近代美術館 工芸館”近代工芸と茶の湯
渋谷パルコ パルコミュージアム”アーブル美術館”
国立西洋美術館”グエルチーノ展”
埼玉県立近代美術館”キネティックアート” ”旅と芸術” ”すごいぞこれは”
越後妻有トリエンナーレ大地の芸術祭の里”
東京都美術館”東北画は可能か?”
ギャラリー来舎”kNOB展”
原美術館サイ・トゥオンブリー
三菱一号館美術館”プラド美術館
東京都現代美術館”ここはだれの場所?” ”戦後美術クローズアップ” ”オスカー・ニーマイヤー展”
弥生美術館”橘小夢展”
伊勢丹アートエキシビション”とんがりのススメ”

たった8ヶ月で22展を見た。行った自分もすごいというか、22も(実際は5倍くらいあるだろう)展示があるということがすごい。東京ビエンナーレとか言われているけど、十分すぎるくらい展覧会はあるんではないかな。

さて、行った美術展はみんな良かった。ツイッターの情報をきっかけに行った展覧会が多い。みなさんに感謝である。
難しかったが、今年の美術展の上位3位と、その理由を書いてみる。展示についてなので、作品についての感想はまた別途で。

3位 サイ・トゥオンブリー
とてもおしゃれというか、センスの光る展示だった。トゥオンブリーの作品の、ぎりぎりの感覚。作品のパワーに徐々に魅了させられた。

2位 ここはだれの場所?
メランコリックな美しさから始まり、途方もない賭けのような表現(会田誠さん家族の展示)に心を揺さぶられた。作るということはなんなのか、改めて問い直された気がした。2度見に行った。

1位 グエルチーノ展
私は西洋美術館にはあまり行かないのだけど...この展示は本当によかった。豊かな画面を展示室いっぱいに展示してあり、なすすべもなく絵画に引き込まれていった。ああ、油絵のこういう魅力にひかれたんだよなあと、内面から感動した。本当にこの展覧会は見て良かったと思う。

行きたくても行けなかった展示もある。ブリヂストン美術館の”ベスト・ザ・ベスト”...これは人が多すぎて、空いている日を狙っているうちに終わってしまった。あと天祭一○八...これは情報がなくて行きそびれた。
見直すと、ギャラリーにはほとんど行っていないことが分かった。来年はギャラリーも行ってみたい。